【なか東北連携】地域日本語教育専門人材養成講座 令和5年度募集要項<山形版>

開催概要

地域に暮らす外国人に日本語を教える人材を養成します。

本養成講座の目的は「地域日本語教育専門人材」の養成です。「地域日本語教育専門人材」とは、学習者のニーズ、接触場面と言語使用、学習者特性等を踏まえてコースデザイン、教授、評価ができる知識・技術・教育観を有する人材です。具体的には次を目標として講座を実施します。

  • 文法のみならず、地域社会での生活に必要な知識・地域事情を取り入れた、行動中心の教育を行うことができる。
  • 外国人が持つ言語・文化を尊重しながら、地域社会で日本語によるコミュニケーション能力を高める教育を行うことができる。
  • 受入れ住民(日本人)に対し、外国人とのコミュニケーションスキル・意識向上に働きかける教育を行うことができる。
講座の概要 本養成講座は、「オンライン講座」60単位時間、「対面実習」16単位時間、「オンライン実習」16単位時間、合計で92単位時間から構成されます。(1単位時間=45分)
  • 「オンライン講座」「オンライン実習」は岩手県、秋田県、山形県の合同で、「対面実習」は各県別に行います。
  • 「オンライン講座」の修了認定を受けた受講者は、「対面実習」「オンライン実習」に進むことができます。
  • 「オンライン講座」「対面実習」「オンライン実習」を2年以内に修了した受講者には、修了証を発行するとともに、山形市国際交流協会など県内にある国際交流協会等の人材バンクに登録します。希望者は、日本語教師集団である「特定非営利活動法人ヤマガタヤポニカ」に加入できます。

*オンライン講座・実習の内容は、文化審議会国語分科会(2019)「日本語教育人材の養成・研修の在り方について(報告)確定版」の「日本語教師【初任】研修」を参考しています。

講師 松岡洋子(岩手大学)
伊東祐郎(国際教養大学)
嶋ちはる(国際教養大学)
内海由美子(山形大学)
仁科浩美(山形大学)
今泉智子(山形大学)
日程 【オンライン講座(60単位時間)】
 5月20日(土)~8月9日(水)の土曜と水曜
【対面実習(16単位時間)】
 8月下旬~9月の土曜日に山形県内で実施予定
【オンライン実習(16単位時間)】
 11月1日(水)~12月20日(水)の毎週水曜
【修了式】
 12月23日(土)

※詳しくは募集要項を必ずご確認ください。
受講料 【オンライン講座・実習】
 無料 ※ただし、各自に書籍等の用意を求めることがあります
【対面実習】
 35,000円 ※支払い方法等は後日通知します
応募条件 ①~⑤の全てに該当すること。ただし、①はa~dのいずれかでよい。
① (a~dのいずれかに該当すること)
a.1年以上の日本語教授歴(地域の日本語教室含む)がある人
b.日本語教師養成講座、あるいは大学・大学院の日本語教育課程(主専攻・副専攻)に在籍または修了している人  
c.日本語教育能力検定試験を受験した人
d.複数日にわたる日本語ボランティア養成・研修、日本語学習支援者養成・研修の受講歴がある人
*判断に迷う際はお気軽にご相談ください。
② コンピュータ(カメラ・マイク付き)とインターネット環境があり、コンピュータでZoom参加できる人
③ 山形県に在住している人
④ 修了後に地域日本語教育専門人材として山形県で活動する意思がある人
⑤ 原則として、全ての講座がリアルタイムで受講できる人
受講決定
までの流れ
応募締め切り:4月30日(日)
受講可否の通知:5月10日ごろまでに通知します。
*応募者多数の場合、また、応募条件の該当状況(研修受講歴・教授歴等)によっては、受講をお断りする場合もあります。
*受講者決定後に課題図書を課すことがあります。また、講座の中で図書を指定することがあります。その場合には、各自ご準備ください。
定員 各県10人合計30人
(最少開講人数合計10人)
問合せ 内海由美子(山形大学学士課程基盤教育院)
yutsumi@kdw.kj.yamagata-u.ac.jp  (件名に【なか東北】と書いてください)

この事業は、岩手大学国際教育センター、国際教養大学専門職大学院グローバル・コミュニケーション実践研究科、山形大学学士課程基盤教育機構、公益財団法人岩手県国際交流協会、公益財団法人秋田県国際交流協会、山形市国際交流協会、特定非営利活動法人ヤマガタヤポニカの7者による事業連携協定「岩手県・秋田県・山形県における『なか東北連携』による地域日本語教育専門人材養成事業に関する連携協定」に基づいて行われます。

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