令和3年度公開講座「山形大学附属博物館の眠れる史料を呼び起こす!」

開催概要

内容
2020年8月、『性からよむ江戸時代』が刊行され、話題となりました。本書の帯には「こんな記録が残っていたとは!」とあります。本書の中核をなす「第二章「不義の子」をめぐって」がとりあげた、夫婦の不和から離別となった妻が生んだ子をめぐるもめごとを記録した文書は、山形大学附属博物館が収蔵しています。博物館とは「こんな記録」を収集し、後世に伝え、進歩し続ける研究に役立てるために提供する機関なのです。
本講座では、『性からよむ江戸時代』の著者である沢山美果子先生と、本学の歴史研究者である大喜直彦教授、小幡圭祐准教授から、山形大学附属博物館の史料の価値と活用方法について実例を挙げてご講演いただきます。ご聴講いただいた皆さんが、山形大学附属博物館の眠れる史料に関心を寄せ、ご自身で呼び起こしてみようと思うきっかけとなれば幸いです。
日時

2021年109日、16日、23日の土曜日(各回13:3015:00)。
*一回のみの受講可能

日程

第1回 10月9日(土)
「會田家文書、消えた近江商人の手紙から~お客様は仏様です~」
講師:大喜直彦(山形大学地域教育文化学部教授)

2回 1016日(土)
「結婚、離婚から見た「家」・女・男史料に残された江戸時代の生」
講師:沢山美果子(岡山大学客員研究員)

3回 1023日(土)
「地方文書・区有文書から探る三島通庸の山形県政」
講師:小幡圭祐(山形大学人文社会科学部准教授)

開催方法

オンライン会議システム「ZOOM」ミーティング
※「ZOOM」はパソコンやスマート端末(スマホやタブレット等)で使用できるオンライン会議システムです。使用方法等についてはZOOMのホームページ等で事前にご確認ください。

※インターネット通信料は、参加者の負担となります。

対象

一般市民、大学生、高校生などZoom環境をご用意できる方

参加方法

受講料無料
メールhakukan@jm.kj.yamagata-u.ac.jp)にてお申込みください。
件名を「第〇回受講希望」として、お名前を明記のうえお送りください。
各回の実施4日(火曜日)前まで受け付けます。

お問い合わせ

山形大学附属博物館
990-8560 山形市小白川1-4-12
TEL
 023-628-4930
E-mail
 hakukan@jm.kj.yamagata-u.ac.jp

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